2014年12月22日月曜日

打ち上げ

卒論発表会を終え,達成感の余韻を残したまま打ち上げです。ゼミ生のたっての希望でこの日は焼肉です。駅前に5時45分集合でしたが案の定誰も来ません。このゼミは,一度たりとも全員が約束の時間にそろったことがありません。しかたなく,駅前の美しい飾りつけを眺めながらみんなの到着を待つことにしました。





みんなもそろい,さあ,打ち上げの始まりです。今日は特上の肉です。



焼肉は悲願でした。随分前から「焼肉」,「焼肉」と騒いでいましたが,最初は「卒業研究に目途がつくまで」,そして次に「卒論を書き終えるまで」,最後は「卒論発表会を無事に終えるまで」と引っ張ってきました。ですから,この日の肉はひとしおだったことでしょう。




卒業論文発表会

卒業論文発表会当日の写真です。何度も何度も練習した甲斐があって無事発表を終えることができました。会場からもたくさん(といっても3つですが)質問があり,聴衆に何かをアピールする発表内容だったと思います。



質問にもテキパキ(?)答えることができました。このゼミを始めたころはいったいどうなるんだろうと心配していましたが,最後は有終の美を飾ることができたと思います。みんな,本当にご苦労様でした。





2014年12月18日木曜日

最後のゼミが終わった!

今日で最後のゼミが終わりました。あとは卒業研究発表会を残すのみとなりました。長かったような短かったような・・・。この10日ばかりは,かなり熱心に発表練習をしました。その一端を紹介しましょう。

みんなで記念撮影です。


2014年9月3日水曜日

卒論を書こう

今日は卒論の構成を考えた。

1 はじめに
 研究の背景・目的・目標
 先行研究
2 方法
 シナリオ→ユースケース図→ユースケース記述→スマホやPCアプリを利用する局面を取り出す→それを実際にやってみる
3 結果
 実際にやってみた結果をまとめる(PCやスマホのスクリーンショットや設定など)
4 考察
 何がわかった?
 他の人にどう役立つ?
 他の研究と比べてどうだった?
5 結論
 研究をまとめる

「はじめに」を書くとき,これまで集めた新聞記事などの資料が役に立つ。たとえば,次の新聞記事。


在宅医療の現状や在宅医療支援診療所,訪問看護ステーションの数,利用者数などのデータが書いてある。これらは利用できる。

シーン#1のユースケース記述の担当者は以下の通り。

①訪問予定患者を確認する    田中
②訪問予定患者宅を確認・ナビする    福見
③訪問予定順や時刻を入力する    垣内
④訪問予定患者の記録を確認する    藤井
⑤訪問順や訪問時刻を自動記録する    岡本+宮本(済み)シーン#2のYC図を考えてくる
⑥1日の訪問記録を転送する    谷中



2014年8月26日火曜日

ユースケースモデルを作ろう!

シナリオが完成したら,それを元にユースケース図を作成する.次に,ユースケース図の各々のユースケースに対してユースケース記述を書いていく.ユースケース記述の作成には次のサイトを参考にする.


2014年8月6日水曜日

訪問看護当日の出発の準備

A訪問看護センターに勤務する看護師のYさんは、自分のデスクの上に置いてあるノートPCにGoogleカレンダーを出して、今日訪問する予定の患者さんを確認した。今 日 は 5人 の 患 者 さ ん 宅 を 訪 問 す る 予 定 だ 。

 次 に 、Googleマ ッ プを 出 し て1、訪問予定の患者さん宅を確認した。マップをざっと見渡して、どの順番で訪問すれば効率が良いかを考えた。訪問順が決まったら、それをGoogleカレンダーに反映させた。次に、PCでEvernoteを起動し、訪問予定の患者さんの記録を確認した。この記録は、従来は紙ベースで運用されていたもので“連絡ノート”と呼ばれていた。今Yさんが見ているEvernoteには、患者さんごとにノートブックが作成されている。そして、その中の一つ一つのノートには、医師や看護師、そして介護職のスタッフなど在宅医療チームが訪問記録や連絡事項等を記入し、互いに情報を共有している。

ひととおり訪問先の患者さんの記録をEvernoteで確認したYさんは、スマートフォンのアプリ「僕の来た道」のスタートボタンを押した。これは、毎日の行動を自動的に記録するライフログアプリで、訪れた場所や滞在時間などを自動的に記録してくれるものだ。このアプリを使えば、いちいち訪問順や訪問時刻を記録しなくても済む。一日の訪問を終え、事務所に戻ったら、1日の行動の記録をEvernoteへ転送すれば報告書もすぐに作成できる。それだけでなく、前回の訪問日や時刻もすぐにわかるので、以前のように訪問記録を探し回らなくても済む。

2014年7月2日水曜日

カイセイくん、おばあちゃんの訪問看護を語る

今日はカイセイくんからおばあちゃんの訪問看護の話を聴きました。今作っているシナリオのモデルにするためです。おばあちゃんは週に2回の訪問看護サービスを受けています。1回につき約1時間半だそうです。訪問看護師は一人ですが実習生を連れてくるときもあるそうです。おばあちゃんが受けるサービスは、体温、血圧測定、入浴、爪切り、トイレの掃除などです。今はまだお医者さんには診てもらっていないけれど、そのうち近くのクリニックのお医者さんから訪問医療を受けるそうです。

在宅医療のIT化、施設連携には今やさまざまな手法の工夫がみられる

月刊「新医療」の別冊(2013年12月16日発行 第40巻別冊)は「診療所のIT化ガイド2014」という特集を組んでいる。この中のChapter5に「診療所主導で進む在宅医療のIT化」があり、その中の一つが標題の記事。章立てを追ってみると
  • 国策として進む在宅医療にIT化が求められている理由
  • 情報閲覧・入力ツールはタブレット端末が主流に
  • 在宅医療を視野に入れた電子カルテ選定のポイント
  • SNSを情報共有に活用する在宅連携の新たな取り組み
  • 多職種間連携において今後考えるべきこと
ポイントは、「在宅医療」は「国策」になっていること。 情報端末はノートPCからタブレット端末へ移っていること。情報共有にSNSが利用され始めていること。「多職種間連携」という概念が浸透してきていること。2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、国民の4人に一人が高齢者になるというあの「2025年問題」がやってくる。それを迎えるためには医療・介護の受け入れ態勢を整備する必要があり、在宅医療、施設間連携におけるITの役割がますます重要になってくる。

この文献を読んで学んだこと

  • 在宅医療の特徴
  • 患者側に出向く”医療”である
  • 24時間365日の対応が必要
  • 介護も含めて多職種、他事業所との連携によって成り立つ
  • SNSを情報共有に活用する在宅連携の新しい取り組み
    • 連絡ノート
      • 関係するスタッフが訪問記録や連絡事項を記載する方法
      • 患者宅に行かなければ情報を確認できない
      • 2週間に1回、あるいは1か月に1回訪問する医師にとっては、訪問時に2週間分、1か月分の記録に目を通すだけでも大変(医師の訪問時の平均滞在時間は**分)
    • 多職種間での情報共有をIT化するシステム
      • 連動した電子カルテの情報
      • 訪問メモ
      • バイタルサイン
      • 訪問スケジュール
      • 時系列の検査結果
      • 申し送りや連絡
    • LINE、Viber、FacebookのようなSNSの活用
      • 診療所用のスマホを職員が常時チェック
      • 訪問先の医師がリアルタイムで指示
      • 手軽で即時性が高い
      • テキストとして残るので電話よりも伝達ミスが少なくなる
    • 医療・介護専門のSNS
  • 情報を誰にまで公開するか
    • 医療に関する情報は訪問看護師と全て共有すべき
    • 財産のことや家族の人間関係なそ、生活に関わる情報
      • 非常に個人的なもの
      • 「あの看護師さんには知らせていいけれど、あの看護師さんには知られたくない」
      • ヘルパーが近所に住んでいる場合、人によっては生活情報をあまり知られたくない(これは地域で介護・・・といった政策と衝突するね。個人情報の保護やプライバシーの保護という現代的なテーマとどこまで折り合いをつければよいのかな?)
    • 情報量と重要度の問題
      • 医師が知らなければならない情報は意外と少ない
      • 「この部分だけは見てほしい」というマーカーをつける
      • サマリーを添える
      • 文化なしに情報だけ増えても、結局は活用されない

参考文献



診療情報の電子利用

平成26年6月28日の朝日新聞朝刊beの記事。最近やたらとこの手の記事が目につく。今に始まったことではないが、他分野に比べて遅々として進まない。その理由を考えてみると、一番の問題は、記事の末尾に登場する東京医科歯科大の田中博教授が言うように「意識の問題」だと思う。今は情報過多の時代。下手をすると患者の方が自分の病気に関する知識はたくさん持っているかもしれない。なぜなら自分の命に係わることだから。死に物狂いで情報を収集するだろう。中にはそおの病気に関する症例研究や論文を読みこなすつわものもいるかもしれない。だから「(カルテの)内容が専門的で患者には理解できない」といった危惧はもう当たらないのかもしれない。しかし、インターネットの情報は必ずしも正確ではない。時には間違っていることさえある。であるからこそ、正しい知識を提供するのが医療提供者側の仕事ではないだろうか。その方法の一つとして電子カルテの開示がある。専門用語があればリンクを貼ればいい。これこそまさに電子文書の強みではないか。しかもそのリンクは信頼性の保証のないインターネットのサイトではなく、専門家の評価済みの医学知識データベースサイトを構築してそこへリンクを貼ればいい。そのようなシステムを構築するのにどのくらいの費用がかかるというのだろう。医療IT分野の産業界はそういった仕組みを構築して提供しようという発想はないのだろうか。


DPC病院のマップ

厚労省のサイトにあるH25年度DPCデータからDPC病院(参加:1501病院、準備:239病院、出来高:34病院、合計1792病院)をGoogle Fusion Tables を使って Google Map 上にプロットした(下の図をクリックするとGoogle Mapを表示します。


http://kumw-info.ddo.jp/~mtanaka/fusion/hospital/dpc.html


2014年6月29日日曜日

経産省が描く未来の地域医療

2005年に経産省が立案した国家的に重要な産業技術のロードマップ。それが技術戦略マップ。その2010年版が「技術戦略マップ2010」。その中の「バイオテクノロジー」にある「医療機器分野」に2030年のくらしと医療機器という添付資料がある。



2014年6月25日水曜日

空間データ解析

R絡みの空間データ解析本を2冊、図書館で借りてきた。
Rは統計だけじゃなくGISまでできることに驚愕。他の統計ソフトでは考えられない。これまでGISソフトはQGISを使っていたが、これらの本でRでGISする方法を学んでみよう。特に、GISファイルであるShapeファイルやKMLファイルをRで扱う方法を身に付けよう。

2014年6月23日月曜日

R を使って Shape File から KML ファイルを作るには

Rのrgdalというパッケージを使うとShape FileをKMLファイルに変換できるらしい(kmlラボ)。rgdalの解説や使用方法についてはこのサイトがよさそう。

都道府県境界のKMLファイル

都道府県境のKMLファイルを作ってみた。もとになるShapeファイルはShape File ライブラリから日本全図(japank.zip)をダウンロードして、QGISを使ってKMLファイルに変換した。


http://kumw-info.ddo.jp/~mtanaka/fusion/kml/japank.html

このKMLファイルを使って様々な属性データ(人口、医療機関数、医療従事者数、・・・)を可視化するには、KMLファイルに属性を追加したり編集したりするツールが必要となる。ツールを探すか、あるいは手作りするか。手作りした方が小回りは効くか、さて、どのくらいの作業量となるか。まずは、KMLファイルの分析を少しずつ始めよう。
Rを使ってそういった処理ができるようである。京都大学の地球環境学堂というところがそういうサイトを出している。 まだ、詳しくは見ていないが、Rを使って二つのShape Fileを融合しているようだ。これを手がかりに始めてみよう。

2014年6月21日土曜日

医療機関に訪問看護ステーションを重ねてみました



医療機関レイヤーと訪問看護ステーションレイヤーを重ねることにより、同じマップ上に病院、診療所、訪問看護ステーションを切り替えて表示することが出来ました。医療機関については、病院・診療所・両方をラジオボタンで切り替えます。訪問看護ステーションについては、表示・非表示をチェックボックスで切り替えます。レイヤーを非表示するにはlayer_object.setMap(null)とします。なお、レイヤーは、最後に描いたのが一番手前に表示されます。

http://kumw-info.ddo.jp/~mtanaka/fusion/hospital/hospital3.html











マーカーの黄色は診療所、赤色は病院、そして緑色が訪問看護ステーションです。

2014年6月20日金曜日

訪問看護ステーションの分布を描いてみました

岡山県の訪問看護ステーションをFusion Tablesを用いてGoogle Mapにプロットしてみました。それがこれです。データは、岡山県訪問看護ステーション連絡協議会が公開している一覧表を利用させていただきました。

http://kumw-info.ddo.jp/~mtanaka/fusion/facility/home_nursing_station.html
















ゼミ紹介ビデオ作ってみました

ゼミのプロモーションビデオです。Microsoft Movie Makerで作りました。


http://youtu.be/_wgzc2xbcmw

2014年6月18日水曜日

フュージョンテーブルを使ってマーカーとポリゴンを重ねて表示してみた

フュージョンテーブルにはレイヤという考え方がある。一つのフュージョンテーブルを使って医療機関の所在地にマーカーを立てた。これは一つのレイヤーである。また、別のフュージョンテーブルを使って市町村境界をポリゴンで描いてみた。これも一つのレイヤである。これら二つのレイヤをGoogle Map APIを使って一つのマップにした。それがこれである。

「介護スケジュールや体調をネットで共有する」という新聞記事

今朝の朝日新聞に「介護予定も体調も ネットで共有」という新聞記事が出ていた。要するにスケジュール管理のたぐいだ。家族、ヘルパーなど関係者がネットで情報を共有して介護に役立てようというシステムなのだが、地域包括ケアとは、つまるところこの延長線上にあると言える。ただ、関係する人や職種が増えるという点と、扱う情報がかなりセンシティブになるという点が大きく違うけれども。だけど発想自体はとてもシンプルなもので、この記事に書かれていることと何ら変わりない。もっともこの程度のことなら何もシステムを開発しなくともGoogleカレンダーで十分だとは思うが・・・。ユーザインターフェースを使いやすくするためにシステムを作ったのだろう。
それはさておき、地域連携医療、在宅医療、さらには地域包括ケアについて、その実現に何が必要なのかといったニーズを洗い出し、まずはシナリオを書いてみよう。システム設計は難しいけれど、シナリオ(物語)を書くくらいならできるだろう。ということで、まずは情報収集。

http://www.oya-log.com/Info/info


2014年6月17日火曜日

地理情報を活用した地域連携包括ケアの基礎データ作り

地理情報を使って地域連携包括ケアのための基礎データ作りをやってみてはどうか。たとえば、市町村ごとの医療機関数、介護施設数、訪問看護ステーション数、高齢化率など、関係ありそうな情報を収集して地図上に色分けして表示する。こういった情報を可視化するだけでも基礎データとしては有益ではないだろうか。とにかく、どのようなデータが利用可能か、必要か、そのあたりを洗い出してみよう。また、フュージョンデーブルでKMLファイルを表示する Google Map API についてさらに調べてどのような機能が使えるかについても整理しよう。

参考サイト

2014年6月16日月曜日

フュージョンテーブルを使ってPolygonをGoogleMapに表示してみた

フュージョンテーブルを使えばGoogleMap上にマーカを立てることができることは分かっている。たとえば、全国の医療機関(病院と診療所)にマーカを立て、病院と診療所で色分けしたサンプルを作ってみた。 → 全国の医療機関
今度は、KMLファイルを使ってPolygonをMap上に描いてみた。それがこれ。 → 岡山県の市町村別の世帯数
さらに、KMLファイルをGoogleMap APIを使って読み込んで表示するサンプルを作ってみた。 → 岡山県の市町村(KMLファイルバージョン) 
これをうまく使えば面白いことができそう。たとえば、市町村ごとの医療費、医療機関数などを色分けして表示したり(厚労省の統計データ)、DPC公開データH24H25)を使って医療圏別の疾患数の色分け(よくやっているやつ)などやってみるのも良いかもしれない。とにかく夢が広がりそう。でも、その場合でも目的は明確にしておかねば。そうでないと、また、何をやっているのか分からなくなる。

2014年6月11日水曜日

Windows8.1でKindleをやりたいためにBlueStackをインストールしました

Windows8.1版のKindleはあるらしいが、日本語未対応。そこで、Windows8.1上に仮想のAndroid端末をインストールして、その中にKindleをインストールするという裏技

打開策

そもそも目的(ユースケース)もなしにスマホとPCのアプリを比較すると言われても何をしてよいのやらわからないですね。そこで、具体的なユースケースを考えて、実際にやってみる。そのうえで、機能や操作性の比較を行うことにする。それぞれのアプリについて次のことを考えてみよう。
  • Google Map
    • 患者支援
      • 急な病気や事故で病院を探すというユースケースを考える。
      • 現在いる場所からもっとも近い医療機関を探す。
      • その際、診療科による絞り込みができるようにする。
      • さらに、その医療機関までの経路や所要時間を求めることができるようにする。
    • 地域医療チーム支援
      • Map上に患者の自宅にマーカーを立てる
      • マーカーをクリックすると患者情報を表示する
      • 訪問記録をGoogleカレンダーで管理できる
    • 材料
  • Evernote
    • 自分の生涯の医療情報を記録するPHR(Personal Health Record)をEvernoteで作成する。
    • 薬局で処方された薬を記録する(お薬手帳)。
    • 病院で受けた検査結果を記録する(検査履歴)。
    • 自分で測定したバイタル(血圧、体重、身長、など)を記録する。 
    • 健康保険証をスキャンしてPHRに保管する。万一、健康保険証を忘れてもこれで代用できる。
    • 受診した病院の情報:診察券や場所、交通手段(これはGoogleMapと連携)が、受診日(これはGoogleカレンダーと連携)を記録する。
    • 「僕の来た道」というアプリと連携して行動記録をEvernoteへ送る。これは、たとえば訪問看護師が一日に訪問した患者の記録を取るのに使う。看護師は自ら記録する必要はなく、自動記録される。それを後で事務所に帰ってからPCで整理する(訪問日誌に加工)、といったスマホとPCの使い分けをする。
  • LINE
    • 地域医療チーム(在宅医、訪問看護師、社会福祉士、医療ソーシャルワーカー(ケースワーカー)、事務など)でグループを登録し、相互の情報交換にLINEを活用する。
    • 訪問看護師が患者宅を訪問し、状況を在宅医に伝える。
    • やりとりのトークの内容は保存してメールでPCへ送り、PC側で整理する(訪問日誌などへ加工)。
    • ソーシャルワーカーによる退院支援と地域医療連携におけるサポート(参考:病院における地域連携と医療ソーシャルワーカーの組織・業務の変化)。
    • 患者あるいはその家族と在宅医あるいは訪問看護師のコミュニケーション手段としての可能性
      • メリットとデメリット
      • あればいいという機能は、操作性は
全部できなくてもいい。できるところまでをこの年度のゼミで行い、残りは次の世代へ引き継ぐ。

2014年6月4日水曜日

オープンキャンパスのパネル作成

今日は、オープンキャンパスに展示するパネルを完成させます。すでにパネルに貼るパワーポイントはカラープリンタで印刷済みなので、それをパネルに貼るだけです。
とうとう6月になってしまいました。予定では、5月中に、スマホアプリとPCアプリのユーザインターフェースの比較(操作性など)を行って、「アプリごとのスマホ・PC別ユーザインターフェース比較表」
を作成することになっていました。でも、どうもできているようにありません。そして、6月の予定は
  • 「スマホアプリとPCアプリの比較」をテーマにしたアンケート調査
  • 質問紙の作成
  • アンケート方法の検討
  • アンケートの実施
  • アンケートの集計
になっているのですが、 4月作成予定の「アプリごとのスマホ・PC別機能一覧表」も不完全なうえ、5月作成予定の「アプリごとのスマホ・PC別ユーザインターフェース比較表」もできていないのであれば、アンケートなど作りようがないですね。こうしてスケジュールはどんどん遅れていきます。
さて、何が問題で、これから遅れを取り戻すにはどうすればよいのでしょう。それについて整理してみましょう。まず、何が問題なのかについて整理してみましょう。
  • 卒業研究の目的が不明確(というか何を目的にスマホとPCの比較をやっているのか分からなくなっている)
  • 作業時間が週1コマでは少ない。機能や操作性を調べるには十分時間をかけて使い込まなければならない。週1回触っただけでわかりっこない
まず、卒業研究の目的です。今後、地域医療が進む中、最前線で活躍する在宅医療従事者どうしが情報を共有するツールとしてスマートデバイスは期待されている。そこで、どのような機能があり、在宅医療でどういった使い方ができるのかを知りたい。けれども、スマートデバイスは情報入力のデバイスとしては力不足。そこはやはりPCでなければ。ということで、スマートデバイスとPCにはそれぞれ役割分担がある。それを明確にするためにこの研究を行っている。スマホはこういう局面で、こういうアプリのこういう機能を使う、一方、PCはこういうケースでこのソフトのこの機能を使う。このようにして情報を共有したり、情報を入力する。
次に、作業時間の問題。これは、もっと時間をかけて使ってみる以外にない。その場合も、常に卒研の目的を意識しながら。
  • 在宅医療の現場ではどのような情報が必要とされているのだろうか
  • その情報は誰が入力するのだろうか
  • その情報は誰が利用するのだろうか
  • その情報は誰が更新するのだろうか
 いわゆるユースケース分析をする必要がありそうです。在宅医療について調べなくちゃね。やはり、手段から入ってはいけないのですね。ここでいう手段とは、最初にスマホありきということを言っています。目的が最初になければ何をしていいのか迷ってしまう。
次のステップは
  • どういった操作性が望ましいのか
  • セキュリティはどうやって確保するのか
 このような非機能要件についても調べなくてはいけない。たとえば、情報を保存するのに利用するのはパブリッククラウドなのかプライベートクラウドなのか、ネットワークにVPNを利用するのか、アプリ関連携でどこまで操作性を改善できるか(無駄な重複入力なしにコストパフォーマンスを高める)。


2014年5月30日金曜日

Rescue and Recovery によるバックアップ

Windows7が動いているEKarte26およびEKarte36で Rescue and Recovery 4.52 を用いてレスキューメディアの作成を行った。これは、HDDから起動しないときにこのDVDを用いてシステムの起動ができる者らしい。画面の指示にしたがってDVDへバックアップしたが、最後に「バックアップが正常に完了しませんでした」というエラーが出た。ただし、これは、DVDがEjectされた後に出たメッセージなので、DVDは正しく作成されたものと思われる。気になるのは、この処理でシステムイメージはどこかにバックアップされたのだろうか。DVDの中?でも、それじゃああまりにも容量が少なすぎる。では、ハードディスク?Qドライブというのがあるけど、ここへバックアップが保存されたのだろうか?どうもよくわからない。Windows7の場合はMicrosoftのバックアップツールが動かないのでRescue and Recoveryを使うことにしたのだが・・・。

2014年5月29日木曜日

Windows8.1のシステムバックアップ

Windows8.1用のRescue and Recoveryがないので、システムバックアップはWindows8.1の回復ツールを用いる。

Windows 8/8.1でシステムイメージバックアップを取る

手順

  1. コントロールパネルを開く
  2. アクションセンターを開く
  3. ファイル履歴を選択(左下)
  4. システムイメージバックアップを選択(左下)


バックアップ先はネットワークドライブのNASにした。その結果、バックアップは成功。リカバリする場合はインストールDVDで起動し、システムの修復を選択するらしい。つまり、Windows7と違って、システム修復ディスクを作成する必要がないらしい。

さて、Windows7の方だが、これがなかなかうまく行かない。最後に必ず「バックアップは正常に完了しませんでした」というエラーが出る。

デュアルモニタ

ゼミで使っているPCをデュアルモニタにしよう。そこで、PC本体のインターフェースを調べたらDisplay Portがあった。一方、ディスプレイ装置(lenovo ThinkVision)にはDVI端子(メス)とRGB端子(メス)がついている。そこで、Display Port-RGB(メス)変換ケーブルを買って接続することにした。

2014年5月28日水曜日

今日はいろいろやることがある



ついにメモリ(4GB)とWindows8.1が届きました。PC(lenovo ThinkCentre M90 5485-A9J)の1台にメモリを増設してWindows8.1をインストールします。まず、メモリの増設方法ですが、ここに交換方法が書いてあります。これにしたがってメモリを増設します。次に、Windows8.1のインストールについては、Windows 8/8.1 アップグレード関連リンク集に情報があるので、これにしたがってインストールを行います。
ところで、Windows8.1のインストールに先立ってWindows7のバックアップをとっておこうといろいろやったのですが、うまくいきません。まず、Windowsのバックアップ機能を使ってシステムイメージのバックアップを行ったのですが「バックアップが成功しませんでした」というエラーメッセージが出てバックアップできません。いろいろと調べたのですが原因がわかりません。あるサイトに解決方法が載っていたので、それに従って操作を行うと、なんとシステムが起動しなくなってしまいました。私は、SYSTEM_DRVという重要なブートパーティションをインアクティブにしてしまったのです!とんでもないことをしました。どうしてよいのか分からず、とりあえず、昨日不成功に終わったバックアップディスクを使ってRescue and Recoveryを使ってリカバリーを試みました。すると、見事成功!ということは、昨日のRescue and Recoveryによるシステムバックアップはうまくいっていたということ?まあ、元に戻ったのでよかった。
さて、いよいよWindows8.1のインストール。最初はメモリの増設。筐体を開けるまではよかったのですが、メモリモジュールを差し込めるだけの空間を確保する方法がわからず、試行錯誤。手前に持ち上げればいいんだ!ということがやっとわかり、無事装着完了。PCを再起動してメモリを確認すると、見事4GBに増設されていることができました。



次は、いよいよWindows8.1のインストール。DVD媒体からWindows8.1Proをインストールするのですが、DVDブートの方法がわからず手間取りました。結局、F1キーでBIOS設定画面をだし、StartupでBootドライブをDVDに設定することで解決。無事インストーラが起動し、いよいよWindows8.1のインストール開始。メニューに従ってアップグレードを選択すると、ドライバDVDを入れろとのこと。でも、そんなものはないし・・・。ここで、アップグレードをあきらめ、カスタムインストールに。そうすると無事インストール完了。ただし、途中でネットワークの設定を「おすすめ」にしたため、Windows8.1起動後もネットワークに接続できなくなりました。手動で設定しようにも、どこで設定すればよいのかわかりません。結局、デスクトップからコントロールパネルを起動し、ネットワークの設定でTCP/IPの設定ができました。これがわかるまで結構時間を要しました。



感想としては、できてみればなんてことないけれど、やってるときは、何をしていいのかわからず、結構手間取りました。

今日は、Windows8.1のインストール以外にも指紋リーダーを使った指紋認証を試しました。これも無事にできました。ということで、今日は実り多いゼミでした。

2014年5月23日金曜日

できた、できた、オープンキャンパスのパネルのフリースペース部分

オープンキャンパスに展示するゼミのパネルのフリースペース部分を作ってみました。左上はゼミのブログ(つまり、このサイト)で、それ以外はゼミの活動を紹介する写真を随所に散りばめてみました。なんだか、まじめにゼミやってる感が漂っているみたい・・・。右下は少し問題な写真。モザイク処理はしているものの怪しいオーラは出まくり。"Nothing's gonna change my world"というのは、わが敬愛する J. Lennon の Across the Universe の詞の一節。「誰も私の世界は変えられないワ」とでもいった意味でしょうか・・・。まさにこの被写体の心境をリアルに描写した言葉ですね。
 


2014年5月19日月曜日

オープンキャンパスで展示するパネル用の写真撮影

今日は、オープンキャンパスのときに展示するゼミ紹介パネルのための写真撮影を行いました。いろいろアイデアを出し合ってこのような写真になりました。まるでマフィアですね。レモンを持っているのは「ザ・テレビジョン」の表紙の真似らしいです。しかし、こんな写真、高校生に見せても大丈夫なのでしょうか・・・。


どういうつもりなんでしょうね、これは。

サングラスをとっても怖そうですね・・・

写真撮影が終わってもマフィア気分は抜けません

2014年5月14日水曜日

少しテーマが逸れてはいませんか?

今日はまず、オープンキャンパスに向けてのパネル作成について打ち合わをしました。写真は、スーツ姿・黒のネクタイ・サングラス姿で撮影したものを一つ、ザ・テレビジョンのパロディを一つ撮影することに決まりました。予定では5月19日の午後。

さあ、今日もゼミの始まりです


ゼミでは、LINEとSkypeの接続実験を行いました。具体的には、PCからスマホに対して接続をするときに要する時間を5回ずつ測定し、SkypeとLINEではどちらが速いかを実験しました。結果は、Skypeが平均で6.8秒、LINEは3.3秒で、LINEの方が2倍近く速く接続できました。PCとスマホでの機能の違いについてはもう少し使い込まないとはっきりしたことはわかりません。ただ、Skypeはビデオ通話をしているときにチャットできるけれど、LINEはトークできません。他にも、Skypeはファイル転送機能があるようですが、LINEにはありませんね。SkypeはTV会議や仕事の打ち合わせなど、業務利用ができそうですが、LINEはあくまでもプライベートでの利用に適していると言えるかもしれません。
Googleマップについては全国各地にある球場の情報をマップに登録し、大学からの距離や所要時間を求めました。でも、これってPCアプリとスマホアプリの比較なの?単にGoogleマップ使って球場までの情報を得ているだけでは?
なんだか逸れてきているような気がします。テーマは、機能性と操作性に着目した、PCアプリとスマホアプリの比較です。なかなか難しいですね。

PCでLINEを起動したところ

SkypeでスマホとPCでビデオ通話

PCでSkypeを立ち上げ、ビデオ通話を開始

あれ、音声がでない?

LINEのパスワードは・・・?




オープンキャンパスに向けて

今日のゼミではオープンキャンパスに出品するパネルについての打ち合わせを行います。まず、パネルに掲載するゼミの集合写真を撮影し、ついで「ゼミ紹介」の文言を考えます。そのゼミ紹介のフリースペースをどうするかについて話し合います。構想が決まれば即実行に移します。

その手軽さから情報へのアクセス手段はPCからスマホへ!
そこで、操作性と機能性に注目して、スマホアプリとPCアプリの比較研究を卒研テーマに!
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」という考えのもとに、楽しみながらいろいろな新しいことにチャレンジするゼミです。

パネルの打ち合わせが終わったら、前回の続きです。前回はPCにWebカメラを接続してPCとスマホの間でLINEのビデオを電話を試しました。今日は、Skypeカカオトークでも同じことをやってみて、どれが一番操作性が良いか比べてみましょう。また、PCでの操作性とスマホでの操作性を比較することも忘れてはなりません。なにしろこれが研究の目的ですから。Googleマップについては、前回はゼミ生の住所やアルバイト先をマイマップに登録しました。でも、ゼミ生の住所にマーカーを立てても何も面白くないので、どんなマップを作れば面白いか、役に立ちそうか、そんなことを考えながらやってみたいと思います。また、マイマップはマーカーの上限などいろいろと制限があるみたいなので、フュージョンテーブルを試してみたいと思います。国土地理院のサイトから医療機関の位置情報データを入手しました。これをフュージョンテーブルに読み込んで医療機関マップを作ってみましょう。Evernoteについては、Googleカレンダーとの連携、Googleマップとの連携、暗号機能など、いろいろな便利そうな機能を試してみましょう。


ビデオ編集ソフトも試してみたい。フリーソフトでは次のようなものがある。

2014年5月7日水曜日

今日はいろいろやりました

今日は就活で2名欠席した。残ったメンバで作業。成果はなかなかのものだった。

①LINE
PCにwebカメラを接続してスマホと通信に成功した。
次回は、Skypeやカカオトークと比較する

今日の成果:
作品1  作品2


②Google
Google Mapでマイマップにゼミメンバの住所を登録

③Evernote
今回は何もしていない。
次回は、webクリップ機能を試してみる
また、地図機能とGoogleマップの連携(情報→場所→Google Map)や、Googleカレンダーとの連携もやってみる

その他、デスクトップをキャプチャするフリーソフトをインストールした。今後、ゼミの資料作成や実験記録にかつようしていきたい。


Webカメラセットアップ中。


ただ今LINEでビデオ電話中。



GWも明け、いよいよゼミも本格始動!?

Webカメラを買ったので今日はパソコンに取り付け、LINEをやってみます。LINE以外にもSkypeなどもやってみるといいかもしれません。また、Google Mapのマイマップを使ってゼミメンバーの家に旗を立ててみるのもやってみましょう。さらに、EvernoteのWebクリップ機能を使ってお気に入りのサイトのクリッピングをするのもやってみましょう。とにかく今はいろいろな機能を試してみることにします。

①LINEについては、webカメラをつけたPCとの通信を行ってスマホと比較する。
  • LINEと他の類似したアプリを比較
  • 比較項目:手軽さ、操作数、スピード(始めてから終わるまでの時間)
  • 例)Skype, twitter, facebook, gmail
②Google
③Evernote

2014年4月30日水曜日

ゼミが終わりました

進捗を確認しましたが、まだ十分とは言えないようです。機能比較は、実際にスマホとPCでアプリを動かしてみて初めてやったことになるのです。今日は単にエクセルに一覧表を記入してきただけでした。これでは比較したことにはなりません、次回までに足りなかった点を補って機能一覧を完成させてほしいです。また、明日からは5月に入るので、計画に従えばインターフェースの比較に入ります。少しでも先に進めてください。まあ、GWがあるので難しいかもしれませんが・・・。

4月最後のゼミ

今日は4月最後のゼミです。予定では、4月までに研究対象アプリに対してスマホとPCの機能一覧をExcelにまとめることになっています。果たして、みんなはちゃんとやってくるでしょうか。やってきたとしても、どこまで調べればよいのでしょうか。誰もが知っている機能だけを調べたのでは面白味に欠けますよね。こんな裏ワザがあったのか、といったあまり知られていない機能が整理されると面白い研究になるのですが。それから単に機能と言ってもやはり医療情報に関係がある方がいいに決まっています。何か仕事に役立ちそうな、そんな機能があればいいのですが。今日は、収集した機能がどのように利用できるかという観点で整理してみましょうか。そして、次回はいよいよ5月です。5月7日までにやるべきことはユーザインターフェースの比較をまとめることです。まず、ユーザーインターフェースとは何かについて考えなければなりませんね。操作性のことですね。たとえば、どのアプリにも共通していることですが、使用する手軽さがあります。スマホであれば取り出してアプリを起動すればすぐに使えますが、PCは電源を入れて、OSの起動をまって、それからアプリを起動して初めて使えるようになります。そんなことは誰でも知っています。研究というからにはこのことを客観的な事実で示さねばなりません。客観的な事実?そうです、客観的な事実です。誰が再現しても同じ結果が選られるというのが客観的な事実です。これはSTAP細胞事件で図らずも科学の常識になりましたね。では、どうやって上記を客観的な事実で裏付けましょうか?そうです。計測するのです。実験ですね、スマホとPCで競争してどのくらいの時間差がでるかを計測するのです。そして計測結果を統計処理します。ここで検定が出てきます。みんなには検定の勉強をしてもらいましょう。やっと研究らしくなってきましたね。

2014年4月23日水曜日

今日の作業

予定
  • 先週欠席した3人がユーザ登録をしているかを確認
  • 3人に研究計画を説明
  • 研究対象アプリの選定と担当者の決定
  • 文献調査
  • OPACの利用方法
  • 図書館で本を借りる
  • Madia Markerのユーザ登録
  • 借りてきた図書をMadia Markerに登録
  • プリンタの設定
  • 余裕があれば、各自のブログを更新。そのときロゴも作ってみる。
  • これも余裕があれば、動画編集ソフト「VideoPad」を評価する
 4月中にアプリごとのスマホ・PC別機能一覧を作成する。そのためには図書館の本だけでなくネット上の情報も必要。収集・整理の方法として「Evernote Webクリッパー」を紹介する。



今日のゼミはプリンタの設定まで完了した。

テーマは決まったけど

卒研のポスターを作ってみた。ポスターもロゴもできたし、テーマも決まった。しかし、研究というからには目的がなければいけない。この研究の目的はいったい何なんだろう。全く本末転倒も甚だしいが、テーマが先に決まり、目的を後付しようという有様である。




2014年4月16日水曜日

新年度最初のゼミ

今日は年度が変わって最初のゼミでした。残念ながら就活で3人が欠席しましたが、残った3人でゼミをしました。まず、思い出作りの記念撮影。新年度のゼミ計画。そして、ゼミブースのPCにユーザ登録を行いました。今年からスマホだけでなくPCを使いながら機能や操作性の比較をやっていきます。
また、ゼミブースにある4台のPCの一つにWindows8をインストールすることになりました。メモリを現在の2GBから4GBに拡張してWindows8を快適に利用できる環境を作っていきます。

2014年2月17日月曜日

「確率・統計で世界を読む」読破

確率・統計で世界を読む」を読み終えた。これも最初の頃は面白いと思えたが、最後の方は確率の話というよりも雑学の寄せ集めといった感じで読んでいて苛立った。さらに「たまたま」と重複する記述が多くみられ、パクっているのではないかとさえ思えた。いや、違う、少なくとも和書に限定すれば発行年は、こちらの方が早い。

読了

確率的発想法」を読了!後半の数理経済学がらみの話はピンとこなかったなあ。やはり自然科学を学んで育ってきた身にはこの手の話は恣意的で主観的に過ぎるような気がしてならない。それびベイズの話だって前ふりしておきながら、結局、後半では出てこなかったし・・・。なんか欲求不満。そこで、読みかけでやめていた「確率・統計で世界を読む」に復帰。これも今一なんだけれど、とにかく斜め読みでもいいから、最後まで読破しよう。

2014年2月16日日曜日

確率的発想法

期待していなかった本だけに、この本に出会ったのはとても幸運だった。「確率的発想法」。はじめは確率論あるいは統計学の本のつもりで読んでいたけれど、次第に経済学の話になってきた。これまで触れたことのない世界だけに戸惑いはあったが、こういう考え方もあるんだと、目からうろこ。自然科学はある意味で硬直しているのかもしれない。ことに確率の考え方では(おそらく統計も)社会科学の方が柔軟で進んでいるように思われた。今後もフォローしていきたい。そこで、Amazonで「使える!確率的思考」と「使える!経済学の考え方―みんなをより幸せにするための論理」を注文した。また、「不確実性下の意思決定理論」も研究費で購入。

2014年2月14日金曜日

エントロピーの効果

強磁性体の場合、出現確率のもっとも大きなパターンは、全てがそろっている場合である。これは温度に依存しない。にもかかわらず、「典型的なパターン」が温度によって全く違うのは、すべてがそろっている場合よりも混ざっている場合の方が数がずっと多いためである(エントロピーの効果)。ということはカノニカル(ギプス)分布にはこの「数」に対する考慮が含まれていないってこと?いや、そうではないだろう。これは、2つのサイコロを振って、両方とも同じ数が出る確率(1/6)よりも違う数が出る確率(5/6)の方が大きいのと同じで、確かに全部そろっているパターンの方がエネルギー的には小さい(よって確率は大きい)が、それよりも出現確率の低い「全部そろっていないパターン」の方が数が多いので典型的なパターンとして現れるということか?
でもおかしいな・・・。何故これが温度に依存するの?温度が高いと温度の影響でそろっていないパターンが生じやすいから、ということだろうか。

ベイズ統計と統計物理

ベイズ統計と統計物理」という本を図書館で借りて読んでいる。ベイズ統計と統計物理のアナロジーについての短い本。統計物理は大学時代にかじったけれど、結局深くは理解できなかった。久しぶりにギブス分布などに触れ懐かしい。同時にベイズの法則と統計物理の類似性という観点で物事を眺めることの奥深さを感じる。何かできないかな・・・と思うが、これまでにも何もできていないことを考えると望み薄。大学時代、もう少ししっかりこの分野を押さえておけばよかったと反省しきり。

2014年2月13日木曜日

確率・統計で世界を読む

たまたま」を読み終えたので、次に「確率・統計で世界を読む」を図書館で借りてきた。序文を読む限り面白そう。

ランダムネスの証拠

たまたまのP294~295の図「ファンドマネージャー相対ランク」。これをミューチュアルファンド・マネジャーの代わりにプロ野球選手の打率に置き換えたらどうだろう。DPC参加病院の平均在院日数に置き換えたらどうだろう。ランダムプロセスなのか。

Evernoteを使ったPHRはどう?

今年度の診療報酬改定は全面的に在宅医療にシフトするらしい。背景には、ベビーブーマー世代(団塊の世代)が75歳以上の後期高齢者を迎える2025年度問題がある。これからは地域連携医療の時代だ。その場合、いかに患者の診療情報を共有するかが重要になってくる。そのためのツールとして期待されるのがEHR(Electronic Health Records)とPHR(Personal Health Records)だ。前者は、データの蓄積も管理も医療機関が中心となる中央集権型の診療記録で、後者は、患者(個人)が主体となってデータの蓄積や管理を行う分散型の健康情報記録である。私は、後者の方が有望だと考えている。なぜなら、前者は多くの利権が絡み合い、すんなりと前に進みそうにない。加えて図体がでかいと意思決定に時間がかかり、その立ち上げに多くの改善が要求されるようなこういったシステムには不向きだからだ。その点、後者は基本的に草の根運動的なシステムなので小回りが利く。まずはPHRで固めて、次第にボトムアップでEHRへもっていく。そういったシナリオがもっとも現実的だと考える。そこで、PHRである。私は、スマホアプリによるPHRに期待している。今後、PCは減少の一途をたどり、いずれ家庭でPCを見かけるのも稀になり、もっぱらオフィスで見かけるだけになると推測している。そして、PCにとって代わるのがスマホだ。もうすでにその方向に進みつつある。というわけで、スマホをプラットフォームにしたPHRを考える。今回は、そのプロトタイプを手近にある既存アプリを使って構築する。ベースとなるアプリはEvernoteで、それに各種アプリやツールを組み合わせてPHRを構築する。たとえばこうだ。患者はEvernoteに自分の健康情報や診療情報を蓄積する。それぞれノートブックで情報のカテゴリを管理し、日々の記録はノートに記録すればよいだろう。病院ごとにノートブックを分けるのもいい。そして、他の病院に見てもらう場合、ノートブックに蓄積した診療記録に共有をかけるのだ。そうすれば、患者の了解のもとにその医療機関は患者の診療情報を閲覧できる。また、患者はいつでも共有を解除できる。つまり、診療情報は患者の管理下にあることになる。また、血圧、体重、体温などのバイタルはWelnessLinkなどのクラウドサービスを利用して日々蓄積する。これも、共有をかけることによって医療機関に参照させることができるだろう。さらに、Evernoteに処方箋を蓄積すればお薬手帳になる。GPS機能を利用すれば地理的な情報も管理できるので、GoogleMapなどの地図アプリと連携して何か面白いことができるかもしれない。アイデア次第だ。Googleカレンダーと連携して予定管理もできる。診療情報の取り込みは画像として取り込むこともできるし、テキスト情報として取り込むことができる。前者の場合であってもEvernoteにはOCR検索機能があるので必要な情報の検索ができる。紙媒体の取り込みではそのままカメラで撮影してもいいし、SHOT NOTEのようなツールを利用すればきれいに撮れる。QRコードを使えばテキスト情報の取り込みも可能だ。さらにタグを利用して正確な検索も可能だ。こうして考えていくと夢はどんどんと広がる。

2014年2月12日水曜日

ランダムネスの科学

たまたま・・・この本は実に面白い!何かに使えないかな。
映画産業においては、20%の映画が全興業収入の80%をもたらしている。ヒット作品に動かされるこうした産業は完全に予測不可能で、(正規分布とは)まったく異なった分布にしたがう。

2014年2月11日火曜日

面白そうなアプリ

面白そうなものを見つけた。「ピコットフセン(picotto fusen)」というもの。手帳とスマートフォンの写真をつなぐといったアイデア商品です。付箋にQRコードが印字されており、専用アプリを起動してQRコードをかざし、ついでスマホの写真を選んでリンクを登録するといったもの。いわば、スマホの写真に付箋のタグを付けるようなもの。その付箋をノートなどに貼っておけば、そのノートをあとで読み返した時、QRコードへかざすと写真がスマホの画面に現れるという代物。ただし、QRコード自体に画像を保存しているのではなく、あくまでもスマホ本体に保存されている画像を呼び出すだけなので、別のスマホを付箋のQRコードにかざしても画像は現れない。そこで、画像をクラウドに保存し、どのスマホでQRコードを読み込んでも画像が表示されるようにしたら面白いのでは?

2014年1月28日火曜日

最後のゼミ

今日は卒業研究Ⅰの最後のゼミでした。いつものようにSPIをやり、その後Evernoteをインストールし、アカウントの作成、ノートブックの共有までやりました。共有したノートブックは新聞記事のスクラップブックです。

2014年1月21日火曜日

今日はinstagram?

今日は垣内君の提案でinstagramをやる予定でした。ところが垣内君が欠席したためできませんでした。残念。そこで、みんなでinstagramを検索してどんなアプリか調べました。それによると、どうやら画像版Twitterといったアプリのようです。画像版Twitterか・・・。あまり興味を惹くアプリとは言えないね・・・。ということで、instagramは延期して、次回はEvernoteをやることに決めました。
今日やったこと
  • SPI(確率)
  • 新聞記事
    • 20140120 朝日新聞 「延ばせデータの寿命」
    • 20140121 朝日新聞 「都市のバイト時給で争奪」
SPIの非言語のジャンルは26もあった。まだ2番目の確率まで。どうやってこれだけのジャンルをさばこう・・・。

2014年1月7日火曜日

新年を迎えて最初のゼミです

今日はFacebookの登録です。
Facebookには個人用と企業・団体用の2種類のページがあります。
Facebookは実名登録が基本です。
個人用Facebookに企業や団体を登録することはできません。
その場合は、企業・団体用のFacebookページを作成します。
Facebookページを作成するにはFacebookアカウントが必要です。
新規アカウント登録は以下のサイトから行います。

https://ja-jp.facebook.com/

登録方法については以下のサイトを見てください。

http://facebook-guide.net/

Facebookページの登録については以下のサイトから行います。

https://www.facebook.com/pages/create.php

垣内君のアカウントを使ってゼミのFacebookページを作成しました。