卒業研究

卒業研究の概要

スマホやPCのアプリを利用して役立てるというテーマです。そのために機能性や操作性を比較してどのような場合にはどれを使えばよいかを明らかにしようとしています。ただし、利用目的が明確でないと比較できません。そこで、在宅医療を題材にしてアプリの活用を考えています。そして、実際の利用方法を洗い出すためにシナリオを作成しています。
簡潔に言うと「スマホやPCのアプリの機能性や操作性を比較検討して、在宅医療における多職種間の情報共有へ応用する研究」といったところでしょうか。

研究テーマ:スマホアプリとPCアプリの比較研究(操作性と機能性について)

研究目的: 2007年、iPhoneが世に登場して以来、2008年にはAndroid対応のスマホが販売され、その普及の勢いはPCを凌ぐ様相を呈している(ここに根拠となる詳細なデータを記載)。また、2010年にはiPadが発表され、スマホと共にタブレット端末が新たな情報端末としてPCにとって代わろうとしているかに見える。医療分野においても地域医療連携が進み、医療者の間での情報連携のツールとしてこれらスマートデバイスが注目を集めている。
そこで、本研究ではスマホとPCの操作性や機能についての比較研究を行い、スマートデバイスが医療分野においてもPCにとって代わることができるかどうかを検証する。

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第4.2版

平成25年10月,厚生労働省は医療情報システムの安全管理に関するガイドラインの第4.2版を公開した.平成22年以来3年ぶりの改定である.今回の改定の目玉は以下のとおりである.
  1. 調剤済み処方箋および調剤録の外部保存への対応
  2. モバイル端末(スマホ、タブレット)の取り扱い
  3. 災害時の非常時の対応(3.11を受けて)
  4. 医療情報の相互運用性と標準化(厚労省標準規格)
ここで注目されるのは, 2番めの「モバイル端末(スマホ、タブレット)の取り扱い」である.ここ数年のスマートフォンやタブレットの普及で医療情報システムのアクターとしても無視できなくなってきたのだろう.このガイドライン改訂で今回の卒研テーマも方向性に間違いはなかったということが確認できた.

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